文化庁「文化芸術による子供育成推進事業」巡回公演で秋田県の中学校にお邪魔しました。

搬入口の枠いっぱいまで車両で埋まっております。

ギリギリまで車を寄せられたので、搬入をとてもスムーズに行えました。

中学校の体育館なので、公演会場としてはなかなか広かったです。

道具や幕を仕込み終えると、ステージの感覚をつかむ為に役者は場当たりです。

学校によって、奥行きや幅が異なるので大事な工程です。

役者の場当たりを終えると、今度は子供達と

お父さん役で出演していただく先生を交えてのリハーサルです。

生徒の皆さんは、先生が入ってセリフをしゃべるとついついニヤニヤしてしまいます（笑）

本番ではキリっとした表情で見守ってくれることでしょう。

ステージの上だけでなく、ステージ下でも生徒の皆さんは舞台上のやりとりを見守ってくれています。

最後のカーテンコールの確認です。

生徒の皆さんは普段経験したことのない舞台照明の中、ミュージカルを体験してくれています。

リハーサルも終え、いよいよ本番です。

在校生の皆さんも揃い、役者より開演前の前説をさせていただき開演です。

生徒の皆さんは、リハーサルよりもダイナミックに、そして大きな声で歌って踊ってくれました。

船も登場して、シンドバットの船出を子供達はあたたかく見守ってくれています。

劇団ポプラの役者だけでなく、このように子供達も衣裳を付けて

大人数で出演してくれると作品に厚みと迫力が増します。

終演後に代表の生徒さんからお礼の言葉をいただきました。

出演してくれた３年生の生徒さんにおきましては、卒業前の大切な思い出として

いつまでも記憶に残っていただけたら幸いです。

また、別の作品で皆様とお会いできる日を楽しみにしております。

改めまして、この度はご出演ご観劇いただき誠に有難うございました。